外壁塗装は一度行えば、次の塗り替えまで基本的には手がかかりません。ただし、次の塗装までの期間を長持ちさせるために、日常でできる簡単なメンテナンスがあります。
大がかりな作業ではなく、「気づいたときに見る」程度のものが中心です。
塗装と塗装の間にできること
- 汚れが目立つ部分を、水で軽く洗い流す
- コーキング(目地のゴムのような部分)にひび割れがないか年に1回程度目で確認する
- 庭木やエアコン室外機が外壁に接触していないか確認する
セルフでの高圧洗浄はおすすめしない
「自分で高圧洗浄機をかければきれいになるのでは」と考える方もいますが、水圧のかけすぎや距離の近さによって、逆に塗膜を傷めてしまうことがあります。
高圧洗浄についてはこちらの記事で、業者が行う場合の方法と合わせて解説しています。無理に自分で行う必要はありません。
気になる変化があれば早めに確認を
コーキングのひび割れや、部分的な膨れ・剥がれなど、明らかな変化に気づいた場合は、次の塗装時期を待たずに確認しておくと安心です。
具体的なサインについてはひび割れの記事や膨れ・剥がれの記事で解説しています。放置すると内部まで傷みが進むケースがあるため、早めのチェックが結果的に費用を抑えることにつながります。
点検の目安
「何年ごとに見ればいいか」という明確な決まりはありませんが、目安として1年に1回程度、遠目で外壁全体を見る習慣をつけておくと、劣化のサインに気づきやすくなります。
季節ごとに気をつけたいこと
梅雨時期は雨が続くため、外壁が汚れやすくなる一方で、洗浄しても乾きにくい時期でもあります。台風シーズンの後は、飛来物によるキズや汚れがないか、一度外周を見て回ると安心です。
台風後の点検ポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
掃除に使う道具について
日常のお手入れであれば、ホースでの水洗いと、柔らかいスポンジや布で十分です。研磨剤入りの洗剤や硬いブラシは、塗膜の表面を傷つけてしまうことがあるため避けてください。
汚れが強くこびりついている場合は、無理にこすらず、次回の塗装や専門業者への相談のタイミングまで様子を見るという判断もあります。
庭木の剪定もあわせて行っておく
外壁に近い場所に伸びた庭木の枝や葉は、外壁に接触して傷や汚れの原因になるだけでなく、次回の塗装工事の際に足場の設置を妨げることもあります。
塗装のタイミングに関わらず、外壁から離すように定期的に剪定しておくと、建物へのダメージを防ぎやすくなります。
よくある質問
Q. どのくらいの汚れなら自分で洗ってよいですか?
表面のホコリや軽い汚れであれば、水洗い程度で問題ありません。黒ずみやコケのように色が変わるほどの汚れは、無理に洗おうとせず、専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
また、汚れが再発しやすい北側や日陰になる面は、他の面より劣化のサインが出やすい傾向があります。定期的に見る際は、日当たりの悪い面も忘れずにチェックしておきましょう。
気になる箇所を写真で記録しておくと、次に業者へ相談する際にも説明しやすくなります。
「メンテナンスフリー」という言葉の本当の意味についてはメンテナンスフリーの実際についての記事で詳しく解説しています。