外壁塗装は、同じ家でも業者によって金額が大きく変わります。
ある調査では、相見積もりを取った人の97%が10万円以上、55.6%が50万円以上の価格差を経験しています。
50万円といえば、塗料をワンランク上げてもお釣りがくる金額です。
このページでは、何社に頼むのが適切か、どう頼むか、何を見比べるかをまとめます。
結論:2〜3社が適切
1社では、その金額が高いのか安いのか判断できません。相場を知らないまま契約することになります。
4社以上だと、日程調整と現地調査の立ち会いが負担になり、比較する情報量も多すぎて判断が鈍ります。
断りの連絡も4回必要です。
現実的なバランスは2〜3社です。
頼む前にやっておくこと
1. 自分の家の適正価格帯を知っておく 先に相場を把握しておくと、最初の1社の金額に引きずられません。
ご自宅のめやすは、3つ選ぶだけで分かります。
2. 条件を揃える 各社に違う条件を伝えると比較になりません。
最低限、次の3つは全社に同じことを伝えてください。
- 塗料のグレード(例:「ラジカル塗料でお願いします」)
- 屋根も塗るかどうか
- 希望時期
3. 相見積もりであることを伝える 隠す必要はありません。むしろ伝えたほうが、各社が本気の金額を出してきます。
「他社さんにもお願いしています」と最初に言って構いません。
現地調査は必ず受ける
メールや電話だけで金額を出す業者は候補から外してよいです。塗装面積も下地の傷みも、見なければ分かりません。
図面だけの概算は、あとから「思ったより傷んでいた」と追加請求される入口になります。
現地調査は30分〜1時間程度。立ち会って、どこを見ているか一緒に確認するのがおすすめです。
見比べるのは「金額」だけではない
見積書が3枚そろったら、次の5点を横に並べてください。
| 見る項目 | 良い見積書 | 危ない見積書 |
|---|---|---|
| 塗装面積 | 「◯◯㎡」と数字がある | 「一式」だけ |
| 工程の単価 | 足場・洗浄・養生・下地・塗装が分かれている | まとめて1行 |
| 塗料 | メーカー名+商品名がある | 「シリコン」など種類だけ |
| 塗り回数 | 下塗り・中塗り・上塗りと明記 | 記載なし |
| 保証 | 年数と対象範囲が書面にある | 口頭のみ |
詳しくは → 見積書のここを見る
金額が違うとき、どちらが正しいのか
面積が違う場合:塗装面積が各社でバラバラなら、どれが正しいか確認してください。
延べ床30坪なら約119㎡が目安です(延べ床坪数×3.3×1.2)。
工程が違う場合:片方に「シーリング打ち替え」が入っていて片方にない、というケースはよくあります。
安いほうが必要な工事を省いているのか、高いほうが不要な工事を足しているのかを、それぞれの業者に聞いてください。
塗料が違う場合:グレードが違えば金額が違って当然です。同条件で比べ直しましょう。
質問すると嫌がられないか
きちんとした業者ほど、質問を歓迎します。 分けて書くのは手間ですが、
それをやっている業者は「比較されても勝てる」と思っているからです。
逆に、質問をはぐらかす・「今日中に決めてもらえれば値引きします」と急かす業者は、
その時点で候補から外して構いません。
契約を急がせる業者にろくな業者はいません。
断り方
断るのに理由を細かく説明する必要はありません。
「今回は他社さんにお願いすることにしました。ありがとうございました」
これで十分です。電話でもメールでも構いません。しつこく食い下がる業者がいたら、それも情報です。
業者を探すところから始める方へ
当サイトでは、福岡の塗装業者を建設業許可の番号つき・実名で掲載しています。
気になった業者にご自身で直接連絡していただいても、無料見積もりフォームから最大3社にまとめて見積もりを依頼していただいても構いません。2〜3社の相見積もりを揃えたい方は、フォームのほうが手間が少なくて済みます。
成約手数料をもらっていないので、特定の業者を勧める理由がありません。
まとめ
- 相見積もりは2〜3社
- 塗料グレード・屋根の有無・時期を全社に同じ条件で伝える
- 現地調査をしない業者は外す
- 見比べるのは金額ではなく面積・工程・塗料名・塗り回数・保証
- 急がせる業者は候補から外す
出典
- 価格差の実態(10万円以上97%・50万円以上55.6%): Speee(ヌリカエ)調査
福岡の塗装屋さんを、建設業許可の番号つきで比較できます。