「外壁塗装を自分でやれば費用を抑えられるのでは」と考える方もいますが、
外壁塗装は高所での作業や下地処理の技術が必要なため、DIYにはいくつかのリスクがあります。
2階建て以上の住宅では高所からの転落リスクがあり、また下地処理や塗料の選定を誤ると数年で塗膜が剥がれてしまうことがあります。
DIYを検討する場合は、リスクと向いている作業を切り分けて考えることが大切です。
DIYに向いている作業・向いていない作業
| 作業 | DIYの可否の目安 |
|---|---|
| 1階部分の軽い汚れ落とし・簡易補修 | 比較的向いている |
| 2階以上の高所作業 | 転落リスクが高く推奨しにくい |
| 下地処理(ケレン・下塗り) | 専門知識が必要で仕上がりに差が出やすい |
| 足場が必要な範囲の全面塗装 | 専門業者への依頼が現実的 |
DIYで失敗しやすいポイント
下地処理を省略したり、外壁の素材に合わない塗料を選んでしまうと、数年で剥がれや膨れが再発することがあります。
手抜き工事と同じような不具合が、悪意なく起きてしまう点がDIYの怖さです。
手抜き工事の見分け方はこちらの記事でも紹介していますが、
そもそもの施工品質という意味では専門業者に依頼した方が結果的に安く済むケースもあります。
保険・保証の面からみたDIYの注意点
専門業者に依頼した工事には、施工上のミスに対する保証や、工事中の事故に備えた保険が付いていることが一般的です。
一方、DIYで作業する場合、こうした保証や工事保険は基本的に適用されません。
高所からの転落による怪我は、個人の医療保険や傷害保険の適用可否をあらかじめ確認しておくと安心です。
費用面だけでなく、こうしたリスク面もふまえてDIYと業者依頼を比較検討することをおすすめします。
サイディング外壁のDIYで特に注意したい点はこちら、
足場・はしごの扱いについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
まとめ
外壁塗装のDIYは、部分的な軽微な補修であれば選択肢になり得ますが、
高所作業や全面塗装は転落リスクや仕上がりの面で専門業者への依頼が現実的です。